Wind 〜a breath of heart〜

シナリオ:17 音楽:18 CG:17 演出:17 システム:15 合計:84点

 菅☆マンのゲームレビュー用の新ソフトハウス開拓事業の一環として目をつけたのがこのminoriというソフトハウス様。田中氏曰く「他のメーカーとは違う、独特な書き味が売りだ!」とのこと。ということで早速プレイしてみた。
 住人がちょっと不思議で小さな「力」をもつ街「風音市」。数十年ぶりに故郷に戻ることとなった主人公とその妹、お調子者のクラスメイト、そして再開を果たした幼馴染。ちょっと変わった街で起こる、変わり無い日常の風景が舞台となっています。そして不思議な「力」の裏に潜む両親の死の秘密…。全体を通してストーリーがテンポ良く進んで行き、飽きを感じさせないつくりでした。が、多少贅沢を言えばキャラごとのイベントがもう少し欲しかったかな…。
 ストーリーもさることながら、ゲーム中のカメラワークと言いますか、場面の映し方がまた独特。ゲームと言うよりもアニメに近い感覚なのかもしれませんね。BGMなんかもクオリティが高い感じで、演出効果を高めていました。また、イベントCGや、特定のキャラルートで挿入されるムービーの質も高く、久々に菅☆マンも感心いたしました。
 ただ、システム面において1点、デフォルトの状態でメッセージを進めてもCVがそのまま再生されると言うのがたまにありますが、それを変更・解除できないのがちょっと減点対象となりました。その他のシステムは特に使いにくい部分も無く、特筆する部分も無く…と言った感じです。
 最後にまとめとして、なかなか楽しめる作品だったと思います。近いうちにこのソフトハウスの他の作品もプレイしなくては…。